部分遮光したい!そんな事ってありませんか?
実生でひと鉢に10数個播種したりすることもあるので、その中でちょっと弱い個体だけ遮光してあげたいな…みたいなことがあるんです。
そんなとき、皆さんはどうしてますでしょうか。
私はこうしてます。
針金でひさしをつくって部分遮光
こんな感じ。
これがかなり使い勝手良くて、自分で好きな大きさ形にできるので、とても便利です。
説明する必要もなさそうな気はしますが、以下で作り方をお教えします。
部分遮光ひさしの作り方
必要なのは針金と瞬間接着剤。
遮光素材は好きな物をご用意ください。
私はキッチンペーパーを使っていますが、寒冷紗や遮光ネットでももちろん構いません。
針金はほどよい強度がありつつ、柔らかくて手で簡単に加工できる物が良いです。
私が使っているのはこちら。太さ1.6mmのヤツです。
芯は軟鉄、表面はPVCで被覆されているので錆びにくくて良いと思います。
接着剤は元々うちにあった水槽レイアウト用接着剤を使っていますが、これは一般的に瞬間接着剤として販売されている物と同じ…つまりアロンアルファのゼリー状でOKです。
針金を適当な長さに切り、形を作って、遮光素材を接着剤でくっつける。
これだけです。
簡単でしょう?
鉢に挿してみるとこんな感じ。葉が出そうで出ない実生のボスウェリアサクラや、多分育成ライトが強すぎて葉を落としてしまったオペルクリカリアパキプスなんかに使ってます。
パキプスは遮光してあげた後、新しい葉が結構な勢いで出てきました。
同じ鉢に植わっているのに、なぜか1個だけ葉を落としがちだったりする。。。個体差なのかなぁ。
ま、そんなときに重宝するわけです。
ほんとにちょっとしたチップスですが、実生界隈のみなさまの参考になれば幸いです。
今回はここまで。
では、またね。