姫笹の雪と同時進行で、亀甲竜(ディオスコレア エレファンティペス)を実生します。

こちらがその種子。楓の種みたいですね。

今は9月中旬ですが、亀甲竜は冬型の塊根植物なので、実生するにはちょうど良い時期です。

実生の手順は姫笹の雪の時とほとんど一緒です。

下準備

笹の雪と同じく殺菌はせず、メネデール希釈液に3時間ほど漬けておきます。
隣は同時に実生している、姫笹の雪です。


亀甲竜の場合、播種から発芽まで20日から1ヶ月ほどかかるそうなので、漬け込み時間はもっと長い方が良いかもしれません。
ただ、種をよく観察してみると、かなり薄ぺらい形をしておりまして、当然殻も薄く光にかざすと透けるほどです。

そんな薄い種なので3時間以上漬水したところで、水分の浸透が変わることはないでしょう。。。
なので、私は3時間でやります。多分1時間でもイイと思います。

鉢と用土の準備

軽石を底に敷き詰め
プロトリーフさんの「室内向け観葉・多肉の土」をいれる

プラ鉢の底に軽石を入れて、プロトリーフさんの「室内向け観葉・多肉の土」を入れます。
そして微塵抜きのためにジャブジャブと水をかけながします。
プラ鉢の底から出る水が透明になったらOK。

で、バーミキュライトを5mmほど表面にかけます。

姫笹の雪の時よりも、バーミキュライト多めです。

播種

種は羽の部分を上にして、バーミキュライトにぶっすっとさして種の部分がきちんと土の中に隠れるようにします。なのでバーミキュライト多めなんです。

というのも、亀甲竜はどうやら嫌光性の種らしいんですね。
嫌光性を裏付けるような学術的な情報は見つけられませんでしたが、覆土した方が発芽率が良かったという実生結果ブログをちらほら見つけたので、そのようにします。

で、種を植え付けたら、静かに霧吹きしてきちんと湿らせておきます。

先にも書いたとおり、発芽まで20日はかかる様なので、気長に待ちましょう。

しばしお待ちください。

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