PCデスク周りの配線整理もDIYで解決

前回PCデスクをDIYしてイイ感じになったんですが、大きな問題が残っています。

↑前回はこちら。

問題って言うのが、これです。

ごちゃごちゃとした、だらしない配線。

これを何とかしないと、真のPC環境改善とは言えません。

と言う事で、配線を整理していくんですが、今回は電源ボックス部分を自作しようかなと思っています。
みんなが良く使っている、IKEAのシグヌムは個人的な好みには合いません。
あれ、配線隠れてないですよね…
床でごちゃついていた配線が、デスクの天板裏でごちゃつく感じ…
ごちゃつく場所が移動しただけ見たいな。。。

サンワサプライの黒いメッシュのヤツも検討したんですが、これも自分の好みとは違うかなぁと…

なんか普通に電源タップの入る箱が天板裏にくっついていればイイと思うんですよね。
電源タップからごちゃごちゃと伸びているケーブル部分を隠して、そこから表に出るものを一つにまとめられればそれでOKだと思います。

天板が木製の天板なので、箱も木製が良いですね。

と言う事で、とりあえず寸法を把握するために簡単に図面というか、落書きします。。。

とりあえずこんな感じかなぁと。
前面はアウトセットの全かぶせスライド蝶番をつかって、パカッと開けられるようにします。
売られている板のサイズをそのまま活かし、できるだけ加工を少なくしたいと思います。
また、組むときに接着剤を使わずに、ボルトで締めるだけにします。
あとでサイズ変えたい…みたいなときに、ばらして流用出来ると思うので。

購入するのは板2枚と、スライド蝶番だけ。
① 幅120mm、長さ910mm、厚さ14mmを1枚
② 幅150mm、長さ910mm、厚さ14mmを1枚
種類はエゾマツ。ホームセンターで歪みの少ないきれいな板を選びました。
確か、合わせて1,000円くらいだったと思います。
スライド蝶番はこれ


↑はAmazonので2コ入り1,200円ですが、私はホームセンターで買いましたので、たしか2コで800円くらいだったと思います。
インサートナットとボルトは家にある余り物で足りるので、今回は総額2,000円前後で作れますね。

箱を作るだけなんで簡単だとは思いますが、スライド蝶番の取り付けは初めてなのでその部分だけちょっと慎重に進めようと思います。

幅120mmの①から400mmの板を2枚取り、幅150mmの②から428mmを1枚と、150mmを2枚取ります。

高い椅子(オカムラのフィノラ)を購入したときの楽天ポイントでマキタの電動丸鋸を手に入れたので、それを加工に使います。
この丸鋸、よく調べずに買ってしまったんですが、普通の右利き用電動丸鋸と鋸の位置が逆についています。
かといって左利き用を間違って買った…というわけではなく、右利き用なんです。
普通は右手で持ち手を握ったとき、その外側に鋸が来るんですが、これは右手の内側に鋸が配置されてます。
この方が視線に無理がなく、扱いやすいから…と言うことらしいです。
主に海外でそういう要望があるため、海外仕様として製作されたものだそうです。

実際使用してみて、部材を切断する箇所を無理なく視認できるのでむしろ扱いやすいんですが、問題が一つ。
木材を切断するときに出る木くずが、作業者を直撃します。
鋸の位置関係からそうならざるを得ないんですが、これは想定外でした。
この丸鋸を使うときは、木くずを受け止めるダストバッグを装着した方が良いです。

で、ダストバッグを付けるためのノズルを買おうと思ったら、国内では売ってないんですね。。。。。。。。。
しょうがないのでeBayで海外から取り寄せました。

そんな罠がありますが、鋸自体の性能は全く問題ありません。
まあ、国内の電動丸鋸How toサイトとか動画とかをそのまま参考に出来ないってのが不便ですが、構造の違いをきちんと理解して考えて使えば大丈夫です。

では、作って行きます。

まず、寸法通りに板を切断します。

電動丸鋸すごい。メッチャ早く真っ直ぐ切れます。文明の利器素晴らしい!

今回接着はしないので、この板の状態で表面処理します。

#240の紙やすりで表面磨いて、木目をそのまま活かせるつや消しクリアの水性ウレタンニスを塗ります。乾いたら、#400で再度軽くペーパーがけして、もう一度ニスを塗って表面処理完了。

デスクの下に隠れるものなので、そんなにこだわらず、ちゃちゃっとやっていきます。

次に、スライド蝶番を取り付けるための穴を蓋の方につくります。
全カブセになるので、実際の板をあてがって、穴を掘る位置を確認。

スライド蝶番のカップ径が26mmなので、同じ26mm径のボアビットで、10mmの深さまで慎重に掘り進めます。表に貫通しちゃったら台無しになっちゃいますので、10mm近くになったら定規で測りながら加減しながら掘ります。

ボアビットを使うのは初めてでしたが、きれいに穴が掘れました。

スライド蝶番を取り付けます。
動きや、かぶせの状態を確認し、特に調整は必要なさそうな雰囲気。


あとは箱を組み立てるだけです。

下穴開けて、インサートナットねじ込んで、ボルトで留める。

と、こんな感じ。なんか、想定していたよりもイイ質感のものができあがりました。

箱作るだけでだいぶ長くなっちゃいましたので、その2へ続きます。。。

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